最初のケアプラン。しみじみします…

2019/05/19

介護施設


入居して半年が過ぎ、母の認知症は相変わらずですが、体力的には以前とは
比べ物にならないぐらい回復していきました。


ケアマネさんから、要介護認定の更新があるので、今度は介護度も軽くなりますよ~と言われていました。


しばらくして、その結果と新しい「ケアプラン」が郵送されてきました。


老人ホームでは、重要書類が頻繁に郵送されてきます。
中身を確認して、押印、返信の作業があります。忘れずに…



今回は送られてきたのは「ケアプランⅡ」


最初の「ケアプランⅠ」ってあったかな?

探すと入居書類の中に「ケアプランⅠ」が入っていました。


最初のケアプランは、
入院中のあの認知症の状態でケアマネさんが作成してくれたものでした。


寝たきりなのに徘徊をして、チューブを抜いて、拘束されました。認知症も重度の状態でした。(認知症3942の記事をお読みくださいw)


その最初のケアプランを見返すと、半年でこんなにも違うものかとしみじみしました。
(抜粋ですが)

ケアプランⅠ

食事 全介助
食事量 少なめ(←半年後、食欲旺盛。お菓子も止まりません(笑))

下着の上げ下げ 不可(←着替えは介助ありで何とか出来るようになりました。)

移動手段 車いす
立位保持 不可
(←介助してもらいながらですが、立って歩いて散歩も行けますね~。)

入浴 全介助 機械浴
(←介助はいりますが、普通にお風呂に入れています。)

認知症 有
見当識障害 有
物忘れ ひどい
(←これはそのままですねー認知症の進行は遅くなっていると思いますが…)


入居後の注意事項
外出先で転倒され、その頃より意欲低下がみられる。病院へ脱水症状により入院される。入居後の環境の変化による混乱、認知症の進行防止の為、日常生活の見守り、声かけ誘導を行い、安定した生活を送っていただくよう支援していきます。

(これを読んで初めて、脱水症状もあったことが分かりました。多分ケアマネさんが病院から聞き取ったものだと思います。大丈夫とか言って帰らそうとして(怒) この時の顛末は認知症2324の記事をお読みくださいw)



この時、要介護認定は介護度5でした。

あの余命2週間と告げられた衝撃と早期退院の切羽詰まった状態から…よく死なずにここまで回復して、楽しく生活できるようになって、ホント良かったーと思いました。


そして、新たに作成していただいたケアプランⅡには『希望』がありました…(笑)。


                               

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