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院長先生のおかげで何とか入院できた母。今、院長先生が『元気な体にして退院させる』と俄然治療中です。
先日、入院手続きも終えました。
また数日後、姉と病院へ。
「元気かな?」
「病院に預けてるんやから元気やで。」
「そうやなー」
病院に入院できて安心しきっています。
病室へ。
「前にベットを移動されてたから、間違わんように…」
先日、病室の奥のベットから、入口横のベットへ移動していたので、
今度は間違わないように入口横のベットのカーテンを開けて、
のぞくと…
うん??
母じゃない?
「違う…」
違うおばあちゃんが寝ています。
姉
「違う?ほんまや違うわw」
「失礼しましたー」
「すみませ~ん」
「また~どこへ行った?」
看護師さんに聞くとまた移動。
よく変わります。
「今度は○○○号室です。」
言われた病室へ向かうと、
廊下にベットが何台も出されています。
病室内を掃除中のようです。
母もベットに寝かされたまま廊下に出され、
横には看護師さんがついてくれています。
看護師さんにご挨拶すると、
「今掃除中なのでちょっと待ってくださいね~」
とのこと。
よく見ると、母の布団の上にゴミ箱が置かれています。
母が
「ちょっと-このゴミ箱どけてーなー!」
看護師さん
「あらーごめんなさいねー」
母
「ほんまにーもう!」
いつもの母です。
元気そう(笑)
看護師さんと軽口を叩いてます。
元気そうで良かった。
でも、この後…
奇妙な話を看護師さんから聞かされます。
看護師さん
「あの~お母さんね、夜中になると徘徊されるようで…」
娘二人
「え!歩けないですよね?」
看護師さん
「そうなんです。昼間は歩くことも、座ることも出来ないんです。
でも、夜になると歩き回っているようで…」
恐怖~そんなことある~?!
歩けない老婆が病院内をウロウロ。
ホラー映画?!
看護師さん
「夜中の巡回の時に、気を付けるようにしますので。
皆もびっくりしてるんです。」
「すみません、宜しくお願いします。」
認知症…
不思議な病気です。