認知症の不思議。立てないのに、夜中にウロウロ。徘徊事件。

2019/04/22

認知症

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院長先生のおかげで何とか入院できた母。今、院長先生が『元気な体にして退院させる』と俄然治療中です。


先日、入院手続きも終えました。


また数日後、姉と病院へ。
「元気かな?」
「病院に預けてるんやから元気やで。」
「そうやなー」
病院に入院できて安心しきっています。


病室へ。
「前にベットを移動されてたから、間違わんように…」


先日、病室の奥のベットから、入口横のベットへ移動していたので、
今度は間違わないように入口横のベットのカーテンを開けて、

のぞくと…

うん??
母じゃない?
「違う…」
違うおばあちゃんが寝ています。



「違う?ほんまや違うわw」

「失礼しましたー」
「すみませ~ん」


「また~どこへ行った?」



看護師さんに聞くとまた移動。
よく変わります。
「今度は○○○号室です。」


言われた病室へ向かうと、
廊下にベットが何台も出されています。
病室内を掃除中のようです。


母もベットに寝かされたまま廊下に出され、
横には看護師さんがついてくれています。

看護師さんにご挨拶すると、
「今掃除中なのでちょっと待ってくださいね~」
とのこと。


よく見ると、母の布団の上にゴミ箱が置かれています。
母が
「ちょっと-このゴミ箱どけてーなー!」
看護師さん
「あらーごめんなさいねー」

「ほんまにーもう!」


いつもの母です。
元気そう(笑)
看護師さんと軽口を叩いてます。

元気そうで良かった。



でも、この後…
奇妙な話を看護師さんから聞かされます。



看護師さん
「あの~お母さんね、夜中になると徘徊されるようで…」
娘二人
「え!歩けないですよね?」


看護師さん
「そうなんです。昼間は歩くことも、座ることも出来ないんです。
でも、夜になると歩き回っているようで…」


恐怖~そんなことある~?!
歩けない老婆が病院内をウロウロ。
ホラー映画?!



看護師さん
「夜中の巡回の時に、気を付けるようにしますので。
皆もびっくりしてるんです。」

「すみません、宜しくお願いします。」



認知症…
不思議な病気です。

                               

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