肺炎で入院中の母について、先生から相談があるのでと部屋へ呼ばれました。
先生の主張。
「カテーテルを抜くと死ぬとわかっているので抜きたくない。ホスピスへ行ってほしい。医者としてしたくない。」
「施設で看取りなんかできないでしょ。医療機関のほうがいいでしょ。」
この先生の身勝手な話を理解するのにしばらく時間がかかりました。
落ち着け…
母の状態はもうカテーテルを抜くと死ぬってこと？そこがまずびっくりやわ。
院内感染とか、カテーテルを交換とか言ってたのに??
で、その状態で自分がカテーテル抜くと自分が死なせたことになるので、嫌だと？
カテーテル付けたまま、次はホスピスへ？そこで医療を受けてくださいって？
老人ホームで看取り？そんなことできないでしょって？
今の施設は退去しろ？
ようやく訳の分からない先生の話が呑み込めると、今度はフツフツと怒りが…
はあ～？！(ここから心の声が関西弁で怒ってますのでお許しを…）
『ご相談なんですが…』って、初めっからホスピスへ転院ありきやん！
『延命治療はしたくない』『施設へ戻してほしい』って言うこっちの希望を全く聞かず、もっともらしく、『転院してホスピスで医療を受けたほうがいいでしょ』って、結局、延命治療しろってことやんか！
そんな非情なこと出来ないってこっちに罪悪感植え付ける言い方して、こっちも考えに考えて決めてる。母の命預かってるねんから、簡単に決めたことではない。
それに施設は『看取り』もしてくれるのに、『出来ないでしょ』って勝手に決めつけて‼
『医者としてしたくない…』って、なんで医者の気持ちを最優先で聞かなあかんの？こっちの気持ちはお構いなし、相談になんかなってないやん！
最期をどこで迎えるのか、どんな治療をして欲しいのかは、患者や家族が決めること！
勝手に決めんといて!
ソーシャルワーカーにいたっては、転院するのが決定事項のような話しぶりで、医者の言うことが正しい、医者の考えに沿わなければと言う、場の雰囲気に危うく流されそうでした。
腹立つわーーーー
