「息が止まりそうです…」
と病院から電話。
頑張って病院へ急ぎましたが、間に合いませんでした。
遠距離介護の辛い所でしょうか…
別の病室に寝かされ、エンゼルケアも済ませていただいていました。
看護師さん
「もうお体も綺麗にしていますので…」
私達
「ありがとうございます。お世話をかけます。」
看護師さん
「あのーそれで…ご葬儀はどこでするか決められていますか?お車を呼びますが?」
私達
「あ~はい、決めています。○○○でお願いしたいんですが…」
母は生前から実家近くの葬儀社を決めていました。
父が葬儀でお世話になったところです。実家からその葬儀社の会員証も見つけていました。
看護師さん
「あ~じゃあそこへお電話しておきますね。」
1時間ほどで葬儀社から迎えの車が来てくれました。
年配の男性2人が、ストレッチャーで母を車へ。
年配の男性
「先生へ…お礼の挨拶を…」
私達
「????」
年配の男性
「先生へご挨拶を…しなくていいんですか?」
私達
「あ、ありがとうございました。お世話になりました。」
私達と看護師さんと、よく見ると、もう一人白衣を着た若い男性が一緒に来てくれていました…
どなたでしょう?存じ上げません…?
ネームプレートを見ると「研修医」
あ~今日は日曜日だったので、研修医の方が立ち会ってくれたんですね。
死亡診断書も書いてくれたのかな?
葬儀社の方は、お世話になった先生に挨拶もしないんかい?と思ったのかもしれません(笑)
姉と二人で
「全然知らん人へ、ほら、挨拶って言われてびっくりしたなーw」
「ほんまやでー誰?この若い人?って思ったわ。(笑)」
「ま~お世話になったには違いない」
「うんうん、ほんま、お世話になった。」
そんなこんなで、病院を出ました。
そのまま、葬儀社へ到着。
ここから、落ち着く間もなく葬儀の準備が始まります。