下大静脈フィルター留置。血栓を受け止める?

2019/06/25

介護施設

下大静脈フィルター留置の手術


足の指が取れそうになっていると、訪問診療の先生に言われ、すぐに切断するようにと病院へ入院しました。


入院先の先生は若い男性。メガネをかけた穏やかな感じの方です。
「ここに血栓があります。大きな血栓です。この血栓が飛んで行かないように手術をします。」

娘二人
「???あの~指の切断をするようにと言われてここへ入院したんですが…?」

先生
「そんなことよりも、まずこの血栓を止めることの方が大事です。血栓が心臓や肺の血管に詰まると死に繋がりますので。」

娘二人
「では、指は切断しなくていいんですね?」

先生
「はい大丈夫です。まず、血管内部の、ここにバスケット状のフィルターを入れます。ここで、血栓を受け止めます。」


絵を書きながら、説明していただきました。
フィルターはザルのような感じです。
わかりやすい。


先生
「フィルターが血栓、血の塊を受け止めるので、血管は詰まりません。この手術を早くしたほうがいいと思います。」

娘二人
「よろしくお願いします。」


先生の部屋を出てから、安心したこともあって、もう私達の不満が止まりませんw

「指切断せんでもいいねや~ん。もう、怖がらせてー」

「ほんまやでー先生によってこうも診断が違うかなー?」

「結局、血の巡りが悪いから指に血が通ってなかったってことかな?」

「そうかもー血栓あるし、車椅子で座ってばっかりやし…」


あとで調べるとこの手術は『下大静脈フィルター留置』と呼ばれるものでした。なんだかすごそうな手術名。


骨折を機に、歩けなくなる→車いすに座る→血の巡り悪くなる→血栓できる?こんな感じでしょうか?

ドミノ倒しのようです…


                              

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