認知症あるある「食べてない」

2019/05/03

介護施設

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認知症あるある「食べてない」

介護施設に入居してから一週間後。

様子を見に行くと、なんと車いすに座り、お茶を飲んでいる母の姿。

カチューシャのおばあちゃんと仲良くおしゃべりしています。


は~元気でよかった。

食堂で話しをしていると、スタッフさんが声をかけてくれました。


「お部屋を見て行かれますか~?」

「そうやね~見ていこうか。」
「何か足りてない物もあるかもしれへんし」


部屋へ、車いすの母と一緒に移動。


部屋に入るとカーテンが締まっていて、暗い。
少し前まで寝ていたのかもしれません。


カーテン開けると、日が差しこみます。


スタッフさんがお茶を持ってきてくれました。


「ありがとうございます。あの~何か、足りない物とかないでしょうか?」

「そうですねーお洋服が少し…。洗濯して乾かない時もあるので、もうちょっとあった方が良いかもしれません。」



そうでした。
寝たきりでしたので、普段着とか外出着は必要ないかと思い3パターンしか用意してなかったw


パジャマは多く用意していたんですが、まさか普段着に着替えるなんて(笑)


「今度来るときに、持ってきまーす。(笑)」


スタッフさんが出ていかれてから、


「今朝から何も食べてないねん。」
「え~~朝ごはんも?お昼ごはんも??」


「全然食べてないねん。なんかお茶菓子食べたいわー」
「今度来るとき持ってくるわなー」


いや、絶対食べてる筈。
さっきも、お茶の横にお菓子あったし。


認知症あるあるの「何も食べてないねん」攻撃です。
言葉だけ聞くとえ~~~食べさしてもらってないの?とびっくりします。


母は疲れたのか、
ベットで寝るというので、横にならせて

「また来るね~」
「今度はお菓子持ってくるわー」


部屋を出ました。



本当に食べてないのかスタッフさんに確認しに行きました。

一応確認です…


                                

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