介護施設で友達
病院を退院し、無事に介護施設へ入居。
孫や娘婿に会っても、反応がなかった母。
施設長さんやケアマネさんに、後はお任せして施設を出ました。
1週間後、
姉と二人で施設へと様子を見に行きました。
ピンポーン
インターフォンで名前を告げて、確認されてから、ドアが開きます。
「こんにちは~」
「こんにちはー‼」
スタッフの皆さんお元気です。
スリッパに履き替えて、手を消毒してから入ります。
「お母さん、お元気ですよ~」
とケアマネさん。
みんなが集まる食堂へ、案内してくれました。
そこにはなんと、
車いすに座って、お茶を飲んでる母が。
え~~~^^
めちゃくちゃ元気やん!
なにせ、病院では寝たきりの姿しか見ていませんので、びっくり!
パジャマじゃなく普段着姿です。
「元気なん?」
「うーん、元気やよ」
姉が自分を指さして
「名前言ってみて、この子誰?」
「○○」
私を指さし
「この子は?」
「○○、わかってるわ!」
あ~元気です。
病院にいた時よりも、しっかりとしゃべっています。
1週間で、こんなに変わるもんなんですねー
院長先生の言っていた、「専門的なお世話」のおかげですね。
隣の席の人と、母がおしゃべりしています。
白いカチューシャをしている、可愛いおばあちゃんです。
母
「娘やねん」
娘二人
「こんにちわー」
カチューシャのおばあちゃん
「あー娘さん? いいねー来てくれて-」
娘
「仲良くなったん? よかったねー」
と母に尋ねると
母
「うん、前に一緒に働いててん。」
娘二人
「うん?????」
母
「前に一緒に働いてたの! 職場が一緒やねん。」
娘二人
「えーーーそんな偶然あるん??」
母が言うに、昔、近所の職場で一緒に働いていた人らしい…
実家に近い施設だと、こんな偶然も…まあ不思議ではない…か??
本当がどうかはわかりませんが、仲良くおしゃべりできる友達が出来てよかったです。
二人で仲良さそうにおしゃべりしてました。