老人ホーム。暴力行為。スタッフさんの対処はお見事。

2019/05/22

介護施設

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母が入居して半年が過ぎると、周りに目が行って…

おじいちゃんたちの元気な姿にいいな~と思っていたのですが、一人のおじいちゃんの暴力事件に遭遇しました(この一度切りですが…)


そのおじいちゃんは認知症だと思うんですが、お年寄りとはいえ男性ですから、力も強いです。


おじいちゃん
「こらー!!○▽□%#!!!」

何を言ってるのか分からないのですが、えらく怒ってます。
目も血走ってます。

スタッフさん
「まぁまぁ~○○さん、○□▽%#…」


女性スタッフさん3・4人で、何とかなだめていましたが、おじいちゃんは興奮して、一人の女性スタッフさんの腰のあたりをグーでパンチ。

何度か殴りかかろうとしています。


皆さん慣れたような感じで、パンチを避けながら、落ち着かせていました。

おじいちゃんも何とか落ち着いて…部屋に連れていかれました。


見ていた私達、唖然・・・です。

「大丈夫ですか…?」
「大丈夫ですよ~」


スタッフさん大変です。毎日こんなにもお世話しているのに、突然殴られて、反撃することも出来ずに…我慢して…


施設の規約にも、暴言、暴力等の迷惑行為があった場合 退去していただく場合もあると書かれていました。


このおじいちゃんは退去にはならなかったようですが…。(次に行った時もいました。)

このような事態でもスタッフの皆さん、慌てることなく、上手に避けて、なだめてと対処されていました。


「自分の親なら、土下座して謝り倒さなあかんとこやで。」
「ほんまやで。認知症とはいえ申し訳なさすぎるー」


「スタッフさん痛かったやろうなー」
「反撃できへんし…」
「辛いお仕事やわ…」


母も、暴力は無いにしても、スタッフさんにきつい言葉を言ったことは、きっとあると思います。暴力じゃなくても暴言も同じように人を傷つけます。


介護スタッフの皆さんには

「本当に申し訳ありません。」

そして、

「いつも、ありがとうございます。」

この言葉しか出てきません。


家族としては、本当にどんな言葉にしても言い足らず…もどかしい。
本人が言えない分、なお更です。

この場をお借りして何度でも言わせてください。

本当にありがとうございます。


そのあと何事もなかったかのように、食堂でお茶の時間。

周りを見渡すと、
そういえば皆さん、お茶をしている時、男性、女性と別れてテーブルに座っています。


あ~でも、おじいちゃんおばあちゃん、お二人で仲良くおしゃべりされている方達がいました。

後で、ブログを見るとなんとご夫婦でした。


                               

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