歩くことも座ることも出来ない母が、夜中に病院を徘徊。
カテーテルも引き抜き、ウロウロと…
看護師さんから、拘束してもいいですかとの電話。
もちろん、母の安全の為にもOKしました。
そんな連絡を受けて、姉と病院へ。
私
「カテーテル引き抜くねんて。」
姉
「どんだけ力強いねん。」
「引き抜くのも痛いと思うでー。」
「ほんま絶対痛いわ。おしっこのカテーテルも引き抜くんやろうか?」
「たぶん、そうちゃう?…そうじゃないと歩かれへんやん?」
「そうやなー何で引き抜くかなー」
「それより、なんで歩けるんやろー」
「不思議やわー」
そんな話をしながら、母の病室へ。
また、寝ています。
布団を剥がすと、手と足が包帯で、ゆるーく、ほんとうにゆる~く、ベットの柵とつながれています。
看護師さんがやってきて
「あのー本当にゆる~くしてますので、痛くはないと思うんです…」
すごく申し訳なさそうです。
「構いません。こちらこそ、ご迷惑おかけして申し訳ないです。」
ふら~と階段から落ちたりすると、危険すぎます。
看護しやすいようにして頂いたほうが安心。
この時はこれで済んだのですが、
また数日後、お見舞いに行くと、
今度は拘束着をつけられていました。
この時の母の姿は、正直ちょっとショックでした。
この時の母の姿は、正直ちょっとショックでした。