認知症入院できない謎。医師との意思疎通…

2019/04/11

認知症

認知症入院できない謎

今日はちょっと長文です。

院長先生の説明の中で出てきたキーワード。
「この病院は療養型ではない。急性期病院だから入院できない。」
その時は聞き流したのですが、意味が分からず、すぐに調べました。


そして、今まで病院で「帰っていい」と言われ続けた謎が解けました。


ちょうどこの頃、政府の医療制度改革により、病院のベットを急性期病床、療養型病床と区別する制度に変わりました。政府としては療養型ベットを減らしたかったそうです。


ざっくり説明すると、

急性期病床…すぐに治療が必要な患者の為のベット
療養型病床…慢性的、長期的に治療が必要な患者の為のベット

とにかく、病院は早期退院を促し、その後は介護施設や療養型施設へ移行させる。保険の適用も医療保険、介護保険と使い分ける。


昔、父が入院している頃、父より元気なおじいちゃんでも、ずーと入院してました。医療費が膨れ上がるので、制度改革をしたそうなんです。


急性期病床の病院へ入院させてほしいと言っても、すぐに治療が必要でない患者は入院できない制度。

認知症など長期に介護が必要となる場合は介護施設や療養型施設へ移すとの施策です。


だから母は断られ続けたんだと、院長先生の言葉でやっとわかりました。
誰か説明してくれればいいのに…



それでも野菜ジュースだけで過ごしていた母に、点滴の1本ぐらいしてくれてもいいと思うんですが、先を見越して受け入れてくれなかったのかな?



今までを振り返ると、こちらの知識の無さと、お医者さんの判断の違いで右往左往です。


最初の外科病院の先生。
すぐに認知症と判断され診断書を書いてくれようとしました。私達が無知だったため、機会を逃しました。本当に申し訳ありません…(涙)


頭を打ったことが原因と思い、CTを撮った病院。何も異常はありませんと言われました。でも…1ヶ月も経たずに、院長先生は脳の萎縮があると指摘されてます。骨を見たので、脳は見てない?それとも急に委縮したんでしょうか?


次の内科の先生。血液検査の数値が悪くなかった。異常はない。なので帰っていい。あとは福祉に頼れと…冷たくあしらわれました。


往診して逃げた先生。怖かったんでしょうか?いまだに、なぜ逃げたのかわかりませんが(笑)、でも先生なりに母を直接見て、今すぐ入院が必要、治療が必要だと判断した。なので救急車を呼べと。


救急車で運ばれて最初に診察してくれた若い先生。この先生も数値だけ見て、入院は必要なし。我々は治療が必要な患者だけを受け入れる、患者が目の前でぐったりしていても、お構いなしに帰っていいとの判断。


院長先生は、困ってるなら2・3日泊めてあげれば?って感じ。でもすぐに退院してね、急性期病院だからうちは。温情で入院させていただけました。あとは介護施設へどうぞと。


あくまでもこんな感じだったのかな?と推測です。他にも理由があったのかもしれません。

原因が分からず、ただただ病院を次々渡り歩いて、時間だけが過ぎていく。そのうち母の病状は悪くなるばかり…


最終、院長先生の判断は余命2週間です…あのまま放置していれば母は亡くなっていたのだと思います。院長先生のおかげで命が救われました。

あと、あの悲鳴を上げて逃げた先生のおかげですね(笑)先生にも感謝です。最後まで一緒にいてくれれば最高でした(笑)

医師との意思疎通


この後も、様々な状況で何人ものお医者さんと関わりますが、判断がバラバラです。
その都度、戸惑います。


医師一人ひとり、同じように勉強して同じ知識なのに、治療方針や対応は、その医師個人の判断や伝え方(説明の仕方、言い方?)に大きく左右されます。


患者も家族も、医師に委ねがちですが、正しい知識を持って、こちらの要望をきちんと伝えて、お医者さんとの意思疎通を図ることが大事。


特に認知症は患者本人が意志を伝えられない、判断できません。

家族に命がかかっています。

たぶん母ならこういう生き方を選ぶだろうと思い、できるだけの事をしようと頑張り、これでよかったのかと思いを巡らせ、認知症の介護って本当に大変です。


病院ならではのトラブルや、医師とのコミュニケーションに振り回されます。



お医者さんと考えを共有するのは難しい…。

そんなことを感じながら、まだまだ介護は続きます。


                                                                                            

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