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往診の先生の指示通り、救急車を呼びました。
救急隊員の方にも、一から事情を説明。
今日の出来事と今までの状況も。
救急隊員の方が、母の様子を見てくれました。
「わかりますか~?」
今日何回も聞かれてる質問。
「わかってる!」
母は布団に横になったままですが、さっきより意識がはっきりしています。
いつもの調子に戻ってきました。
救急隊員さん、元気そうやん?って思った?
だから私は本当に救急車を呼んでいいのかと躊躇したんですけど…
「あのー救急車は緊急じゃないと呼んでもらったら困るんですよねー」
ほら、怒られた!
「わかってます。でもねーさっきも説明したとおり、往診の先生が呼べと言うんで…」
と説明。
救急隊員の方が、テーブルに置いていた名刺とメモを手に取られました。
「本当に先生が来られたんですねー」
「嘘じゃないですよ!本当にここへ行けと言われました。」
救急隊員の方は、ほんまに??と少し半笑い。でもこのメモで信用してくれたようで、
「じゃあ、ここが受け入れ先の病院という事でいいんですかね?」
「うーん、わからないです。先生は逃げて帰りましたから。」
「なんで帰ったんや…」
こっちが聞きたいですよ。
ほんまにもう・・・
「はぁーまぁ一応ここへ問い合わせてみます。」
無線?でこの病院へ問い合わせてくれました。
「○○医院の○○先生の紹介で・・・70代女性・・・」
しばし・・・待つ。
「受け入れてくれないそうです。担当の先生がいないということで・・・」
先生ー受け入れてくれへんやん!何がここなら大丈夫って…もう…
救急隊員の方が、
「もう一度、他の病院も当たります。」
・・・・・
「ダメですねーいっぱいやー」
「市外になってもいいですか?」
「かまいません。すみません…ありがとうございます。」
申し訳なさでいっぱいです。
なかなか、受け入れてくれる病院ってないんですね。
救急隊員の方と、そんな会話をしていると、開けっ放しの玄関から
ドカドカと何人もの人が‼
なんやのーもうー