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ホッチキスの針は、後で調べたら、スキンステープラーと言うもので外科ではよく使うものらしいです。
全く知らなかったので、頭にホッチキス⁈とビックリ!
「とりあえず、この針、抜いてもらったほうが良いんちゃう?病院いこかー」
「かまへんかまへん。これはこのままで良いって、先生言うてた。」
「ほんまかいな?どの先生?どの病院?大体どこでこけたん?」
「う~~~ん…??」
問い詰めると、覚えてないんですよね。
とりあえず、近所の外科病院に。
「あ~もう抜いてもいいですね。きちんとくっ付いてますよ~。麻酔無しで抜きますのでちょっと痛いですよ~」
ブチ!ブチ、ブチ!!
「痛いー痛いー!もう抜かんでいいから!痛いー!もうやめてー!」
母はずーと叫んでました。
その後、先生から私達だけ呼ばれ…
「お母さん、認知症でしょ~ホッチキスたぶん1か月ぐらい放置されてるし、足もすり足で歩いていらっしゃるし…認知症の診断書、いるなら書きますよ~」
娘二人「へ?」
声を揃えて
「ないない~(笑)先生そらないわ~、全く普通に会話も出来ますし、認知症って感じじゃないですよ~」
「。。。。そうですかーまあそれでいいなら、書かんときましょか。針抜いたし、もう帰ってもらっていいですよ~」
「ありがとうございました~」
ここで、認知症の診断書を頂いていれば、このあと続く苦労もなかったのに…全く認知症を疑わず、専門家が言ってるのに信じないバカ娘。
先生ごめんなさい。あなたは名医でしたー!