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壁に貼られた、『ラジオ体操皆勤賞』。
初めての表彰状が壁に1枚、輝いていました。
この時も、親子3人でおやつを食べ、
娘
「ご飯食べてる?」
母
「全然食べてない。」
といつもの返事(笑)
たわいない話をして、帰りました。
数日後、スタッフさんから電話があり、
「あの~失礼なんですが、お母様のお部屋があまりにも殺風景で…この前、ちょっと賑やかになるかなと思って、壁に表彰状貼らせていただいたんですが…何かお母さまの大事にされていた置物とか置かれてはいかがでしょう?」
えーーーそう??殺風景だったかしら?
あ~それで貼ってくれてたのねー
「あ~そうですね。シンプルすぎるかもしれないですね。わかりました、何か見繕って置いてみます。ありがとうございます。」
と言ったものの…
母は、インテリアに気を使う人ではないんですよねー。
花は嫌いですし、実家にも置物などはありません。
無駄なものは買わない。
それがモットーですので(笑)
姉に相談。
「部屋が殺風景やから、何か置物など置いてみては?と電話があったよー」
「う~~ん。これと言って好きな置物なんかないしなー」
「そうやねん、好きなインテリアなんかないもん。」
「困ったー・・・・あーこの前撮った写真でも飾ろうか。」
「あー入居した日に、みんなで撮ったやつ!」
「写真をフォトフレームに入れて持っていくわー」
スタッフさんたちが、部屋に入るたびに
「この部屋 殺風景やなー」
と思っていたと思うとおかしくて、姉と二人で笑いました。
確かに最初に見学させていただいた、コタツを置いていたおばあちゃんのお部屋は、いろいろ飾っていてオシャレなお部屋でした。
母の部屋は、病院の個室とそう変わりません。
家具はベットと衣装ケースのみ。
突っ張り棒で少し棚を作り、服を吊れるようにはしています。
病室みたいで、暮らしている部屋っぽくなかったかな?
今度行ったときに、写真を置いてみます。
はてさて、母の反応は…?