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介護施設の説明も受け、入居日も決まり、順調に進んでるね~と喜ぶ、娘二人です。
病院に着いて、ICU(院長枠ベット)へ見舞いに行くと、母が居ません。
「あれ~?ここじゃなかった?」
「階まちがえた?」
看護師さんに聞くと、
「あ~病室に変わられました。○○○号室です。」
その番号の病室へ行くと、
6人部屋の一番奥のベットでした。
「ベットが空いたんかな?」
「そうなんかもね~」
看護師さんが、入院の手続きの書類などを引き出しに入れているので、手続きしてほしいと。
「ハイハイ、これね。」
よく見ると、入院の書類と一緒に、入院計画書がありました。
病名 食欲不振、認知症
症状 食欲不振、歩行困難
治療計画 点滴加療
推定される入院期間 1週間
あ~やっぱり入院は1週間。入居日を1週間後に決めて良かった。
私が書類に目を通していると、
姉が、
「これ、おしっこのカテーテルちゃう?」
「ほんまや~これはおしっこ溜めておく袋?」
母のベット脇に、蓄尿バックがぶら下げられていました。
入院計画書には書かれていませんが?
院長先生でない、別の先生が説明してくれました。
「尿の出が悪いので、バルーン着けています。腎臓の値も少し悪いので、様子見ましょうか。」
ほらね。
「治療も何もすることがない」と言っていたのに。
あんな状態だったんだし、よくよく探せばありますよ、悪いところ。
最初からすんなり入院させてくれても良かったと思いますけどね!
心の中でぶつぶつ言いました。((笑))
お医者さんは、何か病気を見つけると治したくなる習性がある。
私の仮説ですがそういう傾向があります。
なので、何か見つけると「これは治さなくては」と、治療しちゃうんです。
まあ悪いところがあるのなら治して欲しいですから、いいんですけどね。
そんなことを考えていたら、
ちょうどその時、病室にソーシャルワーカーさんがやって来て、
「院長先生が『元気な体になって退院してもらう。』って言ってましたよ。
ちょっと退院が延びるかもしれませんね~」
ほらね。