認知症ご近所からの苦情
治療もしてもらえず、怒られて、仕方なく実家へ帰りました…。とりあえず、冷蔵庫を食料でいっぱいにして、テーブルには簡単に食べられるように、パンやおにぎりなど用意しました。もちろん野菜ジュースも。
「帰るけど、大丈夫?ちゃんと食べるんやで。」
母
「食べるから大丈夫!心配せんと早よ帰り-」
いたって普通に、母に送り出されました。
「とりあえずは治療も必要ないってことやから、福祉の方へ相談ってことかな?」
「そうやねー市役所にでも行ってみようか?」
数日後また実家で落ち合うことに。
姉も仕事があり、私も育児があり、遠方でなかなかすぐに行動することができませんが、それでも何とか日程を合わせてまた実家へと集合しました。
「今回のミッションは市役所へ相談やな。」
「そうやね~頑張ろうw」
とりあえず母の様子を見る為、二人で玄関へ入ろうとした時…
実家は集合住宅の6階です。
何気なく、玄関のドアを開ける前に下の駐車場を見ると、
何やら人だかり。
ご近所の人たちが下で集まっていて、私達の方を見上げています。
「何かあったんかな?」
ご近所集団が、ざわざわと…移動し始めました。
エレベーターの方へ…?
チン!…
エレベーターが止まり、次々人が降りてきました。
あれよあれよと、なんだかすごい数のおっちゃんおばちゃん軍団に取り囲まれてしまいました。
えーー何々??